第1話 相縁機縁
今年で、Digilogは10歳になった。
併せて、私は50歳になった。
私は、今のこの歳が大好きである。
何と言っても区切りがいい。
以前から周囲に公言してきた「人生50年」論。
その詳細はともかく、まず自分がそして会社が一区切りを付ける年齢を無事迎えることができたこと、 そのことに心から感謝いたしたい。
そして、今、自分の人生を振り返り、改めて「縁」について噛みしめている。
私の「座右の銘」の一つに「相縁機縁」がある。
様々な人との関わりは、好につけ悪しきにつけ、全てが不思議な縁によるものである、
との意であり、しかるにその全ての縁を大切にしていきたい、また全ての「縁」をおろそかにしないビジネスを心がけている。
今まで、数々の縁があり、そして今の自分がいる、現在の会社がある。
その縁は、結果的には良縁であったり、そうでなかったり、しかしその全てが自分に様々な
影響を与え、成長させていただいた。では、その逆はどうであろう。
私は、Digilogは、他者様にとってどのような「縁」であったであろうか。
血縁はともかく、社員、グループ会社、お取引先様、またはお取引に至らなかった会社様、
その他者様に、結果的にどのような「縁」と捉えられているのであろうか。
今、現時点において、どのような影響を与えているのであろうか。
どちらにしても、どうせ同じ「縁」であるならお互いに「良縁」と言われる関係になりたいもので
ある。
まずは、この区切りの歳を迎えられたこと、そしてこれまでの全ての「縁」に心から感謝申し上げたい。
日付2010/10/01